名古屋市の被災地支援策

名古屋市は、岩手県陸前高田市の行政機能を回復させるために、600キロ離れた地に市職員を派遣し、さまざまな支援を行っています。名古屋市;「名古屋市被災地域支援本部」の設置について(平成23年3月16日) http://www.city.nagoya.jp/somu/cmsfile…

FRP(繊維強化プラスチック)のリサイクル

素材の分離が困難であり、廃棄処分が難しいとされてきたFRP(繊維強化プラスチック:Fiber Reinforced Plastics)のリサイクルについての記事です。FRPは船舶・航空機・自動車などに使用されています。 ・・・信大繊維学部(上田市)の水口仁特任教授…

「復興イチゴ」 〜 「閉鎖型高設栽培システム」の導入

・・・東日本大震災津波で被災した陸前高田市の(有)アグリランド高田(畠山修一社長)は、県農業研究センター(北上市)が開発した「閉鎖型高設栽培システム」を導入して「復興イチゴ」を栽培した。収穫期を迎え、ケーキ用として近く初出荷する。 復興イチ…

気仙広域連合 復興への全体構想 <6>

東海新報に掲載されました気仙広域連合(岩手県大船渡市・陸前高田市・気仙郡住田町の首長−戸田市長(大船渡市)、戸羽市長(陸前高田市)、多田町長(住田町)−による座談会の記事です。長い記事ではありますが、震災復興の全体構想・問題点が浮かび上がっ…

環境未来都市構想 〜 気仙広域連合・釜石市

2011年12月22日に環境未来都市が選定されました。被災地からは、・岩手県気仙広域連合(大船渡市・陸前高田市・住田町の2市1町) ・岩手県釜石市 ・宮城県岩沼市 ・宮城県東松島市 ・福島県南相馬市 ・福島県新地町が選定されました。 詳細は内閣官…

気仙広域連合 復興への全体構想 <5>

東海新報に掲載されました気仙広域連合(岩手県大船渡市・陸前高田市・気仙郡住田町の首長−戸田市長(大船渡市)、戸羽市長(陸前高田市)、多田町長(住田町)−による座談会の記事です。長い記事ではありますが、震災復興の全体構想・問題点が浮かび上がっ…

気仙広域連合 復興への全体構想 <4>

東海新報に掲載されました気仙広域連合(岩手県大船渡市・陸前高田市・気仙郡住田町の首長−戸田市長(大船渡市)、戸羽市長(陸前高田市)、多田町長(住田町)−による座談会の記事です。長い記事ではありますが、震災復興の全体構想・問題点が浮かび上がっ…

「国民の命を守る」こと 〜 東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会による「中間報告」より <2>

東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会による「中間報告」が2011年12月26日に公表されました。 なお、名前が紛らわしいのですが、現在二つの事故調査を行う委員会がありまして、ここで引用する報告は「東京電力福島原子力発電所におけ…

「国民の命を守る」こと 〜 東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会による「中間報告」より <1>

東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会による「中間報告」が2011年12月26日に公表されました。・東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会「中間報告」 http://icanps.go.jp/post-1.html・「中間報告」概要 http://icanp…

気仙広域連合 復興への全体構想 <3>

東海新報に掲載されました気仙広域連合(岩手県大船渡市・陸前高田市・気仙郡住田町の首長−戸田市長(大船渡市)、戸羽市長(陸前高田市)、多田町長(住田町)−による座談会の記事です。長い記事ではありますが、震災復興の全体構想・問題点が浮かび上がっ…

気仙広域連合 復興への全体構想 <2>

東海新報に掲載されました気仙広域連合(岩手県大船渡市・陸前高田市・気仙郡住田町の首長−戸田市長(大船渡市)、戸羽市長(陸前高田市)、多田町長(住田町)−による座談会の記事です。長い記事ではありますが、震災復興の全体構想・問題点が浮かび上がっ…

気仙広域連合 復興への全体構想 <1>

東海新報に掲載されました気仙広域連合(岩手県大船渡市・陸前高田市・気仙郡住田町の首長−戸田市長(大船渡市)、戸羽市長(陸前高田市)、多田町長(住田町)−による座談会の記事です。長い記事ではありますが、震災復興の全体構想・問題点が浮かび上がっ…

元旦・鶴・富士

・・・石巻市内で唯一残った銭湯「つるの湯」(同市住吉町1丁目)が、元日から営業を再開することになった。東日本大震災の津波でボイラーなどが損傷し、一時は廃業も考えた。しかし「自宅の風呂が壊れたままで、親類宅で入浴している」といった再開を願う…

「希望の一本松」 〜 枯死するも接ぎ木や実生からは新たな苗、後継樹の育成へ

陸前高田市の復興シンボル、「希望の一本松」についての記事です。 松が枯死したことは残念な結果ではありますが、松自身もそこまで生きようと奮闘したであろうこと、またその生を支えるために多くの方々の懸命の努力がなされたこと、そしてなによりそこから…

「OMKF(おんくふ)新聞」発行 〜 「大川で」、「みんな、もっと」、「絆、輝く」、「深まる、復興」

・・・石巻市大谷地小(杉山昭夫校長、児童173人)の児童たちが、学区内に開設された仮設住宅向けの新聞を製作し、配布を始めた。学校、地域と新たな住民をつなぐユニークな試みで、地域の話題になっている。児童たちは「地域や学校のことを知ってもらう…

「いわての復興教育」 〜 指針となるプログラム作成

・・・東日本大震災を受けて県教委は、小中学校で行う「いわての復興教育」の指針となるプログラム(冊子)の作成を進めている。防災教育やボランティア教育、心のケア、地域との交流などを盛り込んだ内容で、防災面では自分で情報を把握し判断する力などを…

海底のがれき撤去作業

・・・大船渡市三陸町越喜来の崎浜漁港でこのほど、北里大学海洋生命科学部の卒業生、現役学生らが海底のがれき撤去作業を行った。 撤去作業の主体となっているのは、同大OBらで構成されるリトル越喜来。同大は東日本大震災の影響によりキャンパスを大船渡…

「袖振り合うも多生の縁」 〜 応急仮設住宅団地に地域公民館設立

「人間は本来、助け合い、頼り合って前に進んでいくべきもの」と応急仮設団地に設立された公民館の記事です。・・・東日本大震災で被災した大船渡、陸前高田両市の住民ら50世帯が暮らす大船渡市猪川町の轆轤石応急仮設住宅団地に4日、同市内の応急仮設住…

新しい発電機の試験運転 〜 木質バイオマスストーブを熱源に

・・・盛岡市の県環境保健研究センターや釜石市の石村工業(石村真一代表取締役)など県内研究機関と地元企業は23日から釜石市で、共同開発した木質バイオマスストーブを熱源にスターリングエンジン(SE)を動かす発電システムの試験運転を始めた。SE…

「吹幸(ふっこう)。みんなで幸せの風を吹かせよう」

・・・気仙沼市立小原木小学校の児童が、東日本大震災で支援してもらった人たちに感謝の気持ちを届ける文集作りに励んでいる。震災当時の恐怖、温かいボランティア支援への感謝、これからの復興に向けた意気込みなどが、子供たちの言葉で綴られている。 文集…

大豆への転作と農機具支援

・・・東日本大震災津波で農機具が数多く流失し、農業復興を阻む要因の一つとなっている。農機具不足に悩む陸前高田市の小友営農組合(紺野直組合長、組合員60人)に22日、奥州市認定農業者協議会(森岡誠会長)がコンバインなど13台を一挙に出動させ…

復興資材活用が本格化 「がら系」災害廃棄物

「がれき撤去→選別・仕分け→破砕・異物除去→再利用・最終処分」という流れを経た復興資材活用のニュースです。 ・・・大船渡市は、東日本大震災の浸水被害地で撤去した災害がれきの「復興資材」活用を本格化させている。主にコンクリートなどの「がら系」で…

世界に誇れるまちをつくりたい:職員合同慰霊祭

・・・東日本大震災で臨時職員1人を含む40人の職員が犠牲になった南三陸町で26日、職員慰霊祭が営まれ、犠牲者の冥福を祈るとともに、一日も早い復興を誓った。 職員による実行委員会(実行委員長・遠藤健治副町長)が主催。職員の遺族、町職員約400…

志津川漁港 新造船の進水式

・・・宮城県南三陸町の造船所「大勝造船」が建造した震災後初めてとなる新造船が完成し25日、同町志津川の志津川漁港で進水式が行われた。完成した漁船は豊丸(2トン)。主にギンザケやホタテなどの養殖に使う。式には漁業者ら20人が出席し、神事の後…

避難先での交流会

・・・東日本大震災の影響で県外から青森市へ避難してきた人が交流する「つながろう会」が11日、青森市で発足した。福島、宮城両県の約20人が参加。「帰りたいが、安全が確認されるまで帰れない」「地元に残っている被災者と、自分たち(避難者)との間…

手作りのお米を 〜 富山県高岡市の中学1年生が収穫したコシヒカリ約340キロが気仙沼中へ

・・・富山県高岡市の中田中(平岡隆校長、生徒202人)の1年生6人が10月29日、気仙沼中(斎藤一校長、生徒310人)を訪問し、復興支援のため1年生全員が初めて取り組んだ稲作で収穫したコシヒカリ約340キロを届けた。中田中の生徒たちは久保…

「人材育成が好循環を生み出す」 〜 震災後の雇用対策の課題

・・・東日本大震災後の雇用、労働法政策の課題を探るシンポジウムが5日、弘前大学で開かれ、本県や北海道、岩手県の行政担当者、研究者らが、被災地の復興を視野に入れた雇用対策の在り方などについて意見交換した。(中略) 岩手県職員の金戸伸幸さんは、…

「元気会」 〜 市内第1号仮設施設、陸前高田でオープン

・・・(独)中小企業基盤整備機構(中小機構、経済産業省所管)による仮設施設整備事業として陸前高田市米崎町松峰地内に設けられた市内第1号仮設施設は1日、グランドオープンした。市内の7事業所、店舗からなる陸前高田元気会(代表・齋藤政英(有)食…

ワークシェアリング − 気仙と東海地方で

・・・災害と福祉を考えるボランティアグループ「b─for─a(ビーフォーエー)」(佐野邦夫代表・静岡県浜松市)が、被災地に住む高齢者や障がい者の仕事を創出し、気仙と東海地方でワークシェアリングする「手紙缶プロジェクト」を立ち上げた。10日か…

仮設住宅の防寒対策 <2>

・・・県は今週から、災害応急仮設住宅の寒さ対策工事を始めた。石巻地方の各団地でも外壁を追加する断熱工事が進められており、入居者からは「寒さが厳しいので助かる」との声が聞かれた。ただし、すべての団地で工事が完了するのは2か月ほど先。被災者が…