海底のがれき撤去作業

・・・大船渡市三陸町越喜来の崎浜漁港でこのほど、北里大学海洋生命科学部の卒業生、現役学生らが海底のがれき撤去作業を行った。
撤去作業の主体となっているのは、同大OBらで構成されるリトル越喜来。同大は東日本大震災の影響によりキャンパスを大船渡市から神奈川県相模原市に移しているが、「学生時代お世話になった地域、漁業者の方々に恩返しをしたい」というOBの思いから7、8、10月にもがれき撤去を行い、今回で4回目の作業となった。
この日はリトル越喜来、学生のほか、民間ボランティア団体・三陸ダイバーズら合わせて約30人が参加。越喜来漁協も協力した。
今回の作業は岸壁から5〜10メートルの地点で行われ、衣料品や畳などが引き揚げられた。リトル越喜来の阿高麦穂さんによると、海底にはまだ大量のがれきが残っているといい、「三陸にはかけがえのないものをもらった。大量のがれきによって漁業者の皆さんの作業に支障が出ないよう今後も海底の清掃活動を続けていきたい」と話していた・・・

東海新報(2011年12月7日付)より引用
http://www.tohkaishimpo.com/scripts/index_main.cgi?mode=kiji_zoom&cd=nws7191




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