2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「自分の目で確かめて、見て感じたことをご家族の方やご友人の方にお話しいただければ」 陸前高田市長メッセージ

岩手県陸前高田市・戸羽太市長のメッセージをご紹介します。戸羽市長が私たちに語りかけている場所は1700人の方々の命が失われ、3000以上の建物が破壊された場所です。そのなかには市長ご自身の奥様も含まれます。ここではかつて日常生活が営まれ、…

“Do we need to be volunteers in order to visit the disaster area?” The message from the mayor of Rikuzentakata

"To Our Friend Overseas"(April, 2012) by Futoshi Toba, Mayor of Rikuzentakata in Iwate Prefecture. People had made their life and children had run about on the street before - just on that ground the mayor began to speak,...I am Futoshi To…

仮設住宅の防犯対策 釜石市

岩手県釜石市の防犯対策についての記事です。また下に釜石市の5つの仮設店舗(復興天神15商店街・鵜(うーの)!はまなす商店街・青葉公園商店街・平田パーク商店街・釜石はまゆり飲食店街)についての情報も掲載しました。・・・釜石市の平田(へいた)…

過去の災害に学ぶ<5> 明治三陸地震(1896)と「遠野物語」 〜 山田町船越

1910年に出版された柳田國男『遠野物語』にも、明治三陸地震についての記述があります。以下の箇所に出てきます船越村は、現在岩手県下閉伊郡山田町の一部となり、宮古市と大槌町の間に位置しています。「鯨と海の科学館」もそこにあります(現在被災の…

過去の災害に学ぶ<4> 明治三陸地震(1896)と誘発地震

気象庁の「過去の地震・津波被害 明治以降、我が国で100人以上の死者・行方不明者を出した地震・津波」によれば、三陸地方で明治以降に起こった大きな地震・津波には以下のものがあります。 1896年6月15日:明治三陸地震 ― M8.2 震源地 岩手県を中…

「じゃあ男だけでやってみるか」 〜 大船渡市・中赤崎男サロン

下に岩手県大船渡市の仮設店舗の情報を掲載しました。 ・・・大船渡市内の仮設住宅で、女性と比べて閉じこもりがちな男性を外に連れだそうという動きが広まっている。同市赤崎町の後ノ入(のちのいり)仮設住宅集会所では、入居者が発案して毎週火曜日に「中…

「花壇にもう一度花を」 〜 塩害土壌再生研究で国際大会へ

・・・青森県立名久井農業高校(斗沢一雄校長)3年逸見愛生さん、日沢亜美さん、小町一磨君が、8月にスウェーデンで開かれる、水をテーマにした研究発表の国際大会に、日本代表として青森県内の高校生では初出場する。発表するのは東日本大震災からの復興…

「当たり前の日常の幸せを」 こども音楽コンクールより

平成23年度(第50回)全国学校合奏コンクール・全国大会中学校の部・最優秀賞を受賞した福島県郡山市立郡山第二中学校。チャイコフスキー作曲幻想序曲「ロメオとジュリエット」を取り上げた同中学校による素晴らしくも強烈な演奏を以下のサイトで聴くこ…

「安心安全の地域づくりに」 〜 ミキサー車による消火用水支援

・・・県南生コン業協同組合(小山均理事長)と奥州金ケ崎行政事務組合(管理者・小沢昌記市長)は23日、「火災、地震等の災害時における消防防災活動応援に関する協定」を結んだ。同日、小山理事長と同組合消防本部の横倉均消防長が水沢区大鐘町の同本部…

過去の災害に学ぶ<3> 報道管制下で「隠された地震」 

下には津波による浸水予測。津波到達時間関連の情報、洪水対策関連の情報を掲載しました。 さて、前回も触れましたように1943年から1946年にかけて、4年連続で死者千人を超す地震が頻発し、そのうち、三河地震は、東南海地震のわずか37日後に発生…

過去の災害に学ぶ<2> 日本付近で発生した主な被害地震  〜 1943年からは4年連続で発生

インドネシア・スマトラ島沖では2004年から現在にかけてマグニチュード7を超す巨大地震が8回発生し(2004/2005/2007/2009/2010/2012年)、2010年だけで4月、5月、10月と3回の地震が頻発しています。また火山活…

過去の災害に学ぶ<1> 日本全国の言い伝え

土地にはその土地に伝わる言い伝えがあり、その言い伝えの中にはかつての災害に対する教訓も含まれています。言い伝えにある教訓を学ぶことは、日頃から災害に対する心構えを養うことになります。 またかつての災害が、常に「最大」であるとは限らず、それ以…

「宮古−苫小牧モデル」 〜 資源循環型の処理促進 

・・・東日本大震災で発生した宮古市の木質系がれきについて、北海道苫小牧市が民間事業者と連携して建築資材に再生利用し被災地に戻す計画が動きだす。視察で宮古市を訪れた苫小牧市の岩倉博文市長と千葉茂樹副知事、山本正徳宮古市長は4日、枠組みづくり…