2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

気仙沼市→新宮市・那智勝浦町

・・・台風12号で大きな被害を受けた和歌山県新宮市と那智勝浦町に、気仙沼市内の各団体で支援隊を結成、物資を届けた。新宮市とはカツオ一本釣り漁が縁で交流が続いており、東日本大震災後には唐桑地区を中心に多くの義援金、物資が寄せられた。「我々も…

亡き人の手習ひ、繪かきすさびたる見出でたるこそ、たゞその折の心地すれ

・・・日本文学研究の第一人者で米国コロンビア大名誉教授のドナルド・キーンさん(89)が11日、平泉町の中尊寺本堂で講話した。金色堂を初めて見たときの感動や「平泉の文化遺産」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産登録された喜び、日本の優…

EPZ(防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲)の再検討 <5>

関連記事です。・・・弘前大学の床次真司教授らは、福島県浪江町の住民が東京電力福島第1原子力発電所事故によって避難した5月11日から来年3月11日までに外部被曝(ひばく)で受ける積算線量の推計をまとめた。福島市や二本松市に避難した住民は、浪…

EPZ(防災対策を重点的に充実すべき地域の範囲)の再検討 <4>

風向き・原子炉の状態によって時々刻々と変化する放射性物質の拡散を考慮しながら、どこに住んでいる人間が、どのようなルートでどこへより安全に避難できるのか、またその指示をどのように出していくのか。参考までにアメリカ合衆国原子力規制委員会(NRC)…

親を失った子どもたちの「心のケア」と支援 <2>

<1>に引き続き、関連資料です。子どもたちに向かい合うときの大人の心構え・接し方について説明がなされています。*国立成育医療研究センター作成「親を亡くした子どもへの対応(支援者向け)」より引用・・・子どもは親に守ってもらうことで安心して生…

「和歌山に物資を」 〜 陸前高田市消防団高田分団

・・・陸前高田市消防団高田分団(大坂淳分団長)は7日、台風被害を被った和歌山県新宮市の災害ボランティアセンターへ緊急支援物資を送った。東日本大震災で全国からの善意を受けた同分団は、恩返しの気持ちを和歌山へと届ける。 台風12号により和歌山県…

自力だけではどうにもならない人生だからこそ

・・・遭いたくはないが、避けられないのが自然災害だろう。東日本大震災があったばかりなのに、今度は台風12号が各地に大被害をもたらした。自然と向き合うということは、簡単なようで実は容易でない行為だ▼現実に三陸沿岸部に住む80代は、物心ついてか…

親を失った子どもたちの「心のケア」と支援 <1>

・・・東日本大震災で親を失った子どもたちの「心のケア」を強化するため、厚生労働省は7日、医師や児童相談所、民間団体などを束ねる「子どもの支援センター」を岩手、宮城、福島の3県に設置する方針を決めた。 厚労省によると、震災で孤児となった18歳…

「もしものときにも負けない子どもに」 〜 子どもを対象にした防災キャンプ

・・・「子どもを対象にした防災キャンプ 2011」(子どもの未来を育てる「群」の会主催)は3日、1泊2日の日程で、前沢区字道場の前沢公民館目呂木分館を会場に始まった。市内小学生ら約40人が参加し、防災にちなんださまざまなプログラムを通じ、助…

「岩手東海新聞」から「復興釜石新聞」へ

・・・釜石市の地域紙「岩手東海新聞」の元従業員ら11人は11日、市の広報紙を兼ねた地域紙「復興釜石新聞」を創刊する。震災で社屋が損壊し、休刊していたが、国の補助金を活用し市内全戸に無料配布。合同会社釜石新聞社として1年後の自立を目指す。 紙…

仮設住宅での自治会設立へ<2> 東松島

・・・東松島市で初めてとなる災害応急仮設住宅入居者の共同体組織が大曲の矢本運動公園内仮設住宅に発足し、10日夜に同西集会所で設立総会が行われた。入居者の孤立解消が求められる中、住民の交流を図り、住みよい生活環境をつくっていく。設立されたの…