2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

石巻の仮設住宅に植栽を 〜 兵庫県立佐用高校

2009年8月に台風9号によって死者18名、行方不明者2名の人的被害があった兵庫県佐用町。その地にある兵庫県立佐用高校の農業科学科の高校生たちが宮城県石巻で取り組むボランティアについての情報です。 この佐用高校農業科学科では、すでに2010…

千年後の津波を防ぐ植林費用に 〜 野田村

500棟以上の家屋が被害に遭い、また30人以上の方々が亡くなられた岩手県九戸郡野田村における雑貨制作の情報です。雑貨には津波で被災した防潮林のクロマツが使用されるとのこと。また本年を復興元年とし、「野田まつり」が今年から再開されるとのこと…

「ふるさと」 〜 これまで見えていなかったもの

「ふるさとは遠きにありて思ふもの」 これは、詩人・室生犀星のことばです。彼は自らの筆名を地元金沢に流れる犀川からとっています。 大震災は、津波は、けれども、街の景色そのものを押し流してしまいました。記憶を呼び起こす場所、街角、風景、そうした…

学校<1> 立て札「運動駐車場」〜見慣れぬ道を通って

学校に歩いて行く。歩いて行く学校で開かれる運動会。しかし被災地では子どもたちがその「当然」であった日常を享受できない状態が続いています。たとえばバスに乗って運動会会場へと向かい、たとえば遠く離れた街で、見慣れぬ通学路をとおって学校へ通って…

原子力防災訓練のあり方 <2>

前回に続き、原子力防災訓練についての情報です。国による原子力防災訓練が進展しない一方において、地方自治体では、独自の原子力防災訓練が行われています。以下はこの6月に実施された石川県・富山県の共同原子力防災訓練の情報です。北陸電力志賀原発で…

原子力防災訓練のあり方 <1>

1999年に死者2人が出た東海村臨界事故を受けて制定された原子力災害対策特別措置法。同法に基づいて行われる原子力防災訓練についての情報です。国の防災指針が定まらず、憂慮すべきことに原子力防災訓練もまた、具体化せず議論も進んでいません。 また…

地元住民とボランティアに訪れた方々へ情報発信 〜 気仙沼市市立小泉公民館

公民館事業をとおして小泉地区のコミュニティーの再生を行う宮城県気仙沼市小泉地区にある気仙沼市立小泉公民館。同公民館は、東日本大震災の津波により流失、昨年9月より小泉中学校の体育館2階のミーティング室を仮事務所として再開しています。昨年11…