2011-01-01から1年間の記事一覧

除塩の試み 岩手の実証田で

・岩手県農業研究センターに「震災復旧・復興支援プロジェクトチーム」を設置(3月28日) 以下の指針が示されています。 (1)各種支援対策会議への参画による技術支援 (2)震災現地土壌の採取と分析による営農対策処方箋の作成支援・農業改良普及セン…

こころのサポートプログラム

岩手県のこころのサポートプログラムについての情報です。・いわて子どものこころのサポートプログラム実施要項 岩手県教育委員会 http://www1.iwate-ed.jp/tantou/tokusi/h23_kokoro_s/kksp_01.pdf このプログラムでは、児童生徒が自身の心とからだの変化や…

紙管と布 → 避難所用間仕切りシステム

建築家坂茂氏によるボランタリー建築機構の取り組みをご紹介します。 http://www.shigerubanarchitects.com/SBA_NEWS/SBA_van.htm・第1フェーズ: 避難所用間仕切りシステム(PPS4) 紙管や布で簡便な間仕切りを作る進行中のプロジェクト。多くの方々が体育…

間伐材 → 基礎杭&板材

・・・東日本大震災の被災地で建設する応急仮設住宅用の基礎杭を載せたトラックが15日、鳥取県三朝町森の県中部森林組合三朝支所から、仮設住宅資材集積地のある福島県古殿町に向けて出発した。現地には16日に到着する予定。 県森林組合連合会が、震災発…

廃木材 → 建設資材&バイオマス燃料

・・・岩手大農学部の関野登教授(木質資源工学)と県立大盛岡短期大学部の内田信平准教授(建築設計)は宮古市の建設業者と連携し、東日本大震災で生じた廃木材を活用した仮設住宅供給の仕組みづくりを進めている。廃木材をチップ化してパネルとして建設資…

「なにくそ」 

被災された方々ばかりでなく、いまをともに生きるすべての方の心に響くのではないか、そんな言葉がありましたのでご紹介いたします。 ・・・あまりにむごい惨状を目のあたりにし言葉を失う毎日だが、しかし悪夢のようなこの惨状に立ち向かわずして犠牲となっ…

震災に関する消費生活情報

震災に関する消費生活情報です。【国民生活センター】 1)・・・大規模な震災の後には、災害に便乗した点検商法やかたり商法などの悪質商法が横行します。手口はさまざまであり、被災地だけでなく周辺の地域でも発生します。手口を知り、備えることが重要で…

『盛駅⇔勝田駅⇔大多喜駅』 〜 きっぷがつなぐ一本のレール

復興を応援する切符の情報です。・いすみ鉄道いすみ線 千葉県いすみ市の大原駅と千葉県夷隅郡大多喜町の上総中野駅を結ぶ全長26.8kmの路線。 http://www.isumirail.co.jp/【復興応援切符】 三陸鉄道の「盛(さかり)駅」(岩手県大船渡市)、ひたちな…

鉄路復興企画 『ローカル線ご乗車・ご支援感謝キャンペーン』

「がんばろう! 東北 ローカル線ご乗車・ご支援感謝キャンペーン(第一弾) 〜東北に来て元気なローカル線に乗ってください〜」1.実施時期 平成23年4月29日(祝)〜8月末(予定) 2.参加鉄道事業者 津軽鉄道、弘南鉄道、十和田観光電鉄、青い森鉄…

雨降るなかで

・・・東日本大震災翌日から気仙沼市内で活動を展開してきた東京消防庁の緊急援助隊が23日、43日間の活動を終え帰還した。隊員たちは市民が用意した「ありがとう」の横断幕に敬礼して気仙沼を後にした。 (中略) 帰任式は気仙沼・本吉広域防災センター…

海路 神奈川県三崎港→宮城県気仙沼港

・・・まぐろの港町・三崎港で3月19日、東北・三陸沖に避難していた宮城県のまぐろ漁船「第11八幡丸」(119トン、気仙沼漁協所属)が寄港し、昼過ぎから被災地への救援物資の積み込み作業が行われた。同船は、20日朝9時頃に出港予定で、宮城・気仙沼港へ緊急…

子どものメンタルケア・子どもの学び支援

子どもをケアするご家族の方と看護に当たる方への情報です。・兵庫県立大学大学院看護学研究科21世紀COEプログラム http://www.coe-cnas.jp/group_child/manual/index.html・上記サイトのうち、災害復旧・復興期における一般向け情報はこちらです。 子ども…

仮設住宅資材供給 − 伐採木のつかいみち

・・・胆沢ダム工事事務所(伊藤邦展所長)は、胆沢区若柳で進めている同ダム工事で発生した伐採木を、東日本大震災被災地の仮設住宅の部材として無償で提供した。県木材産業協同組合(小野田冨男理事長)の要請を受けて実施。県内では急ピッチで仮設住宅の…

簡易風呂 簡易公衆浴場

簡易風呂の設計・設置・建築についての情報です。・・・東日本大震災の被災地に浴場を届けようと、建築家の斎藤正さん(45)=香川県丸亀市=をはじめ、香川県内の建築関係者ら約10人が支援活動に乗り出した。比較的簡単に建設できるように斎藤さんが考…

内陸から沿岸部への道  「くしの歯」作戦→応急復旧→本復旧

国土交通省東北地方整備局による道路復旧・ライフライン復旧のプロセスです。【「くしの歯」作戦(〜3月18日)】 津波被害が想定される沿岸部への進出のため、「くしの歯型」救援ルートを設定することを3月11日に決断。ステップ1:東北道、国道4号の…

メディアのこころ − 「住民を励ますことのできる紙面を」

・・・東日本大震災発生から18日で1週間を迎える。大津波の襲来や原子力発電所損傷の影響を受けている地域では、今もなお不安な日々を過ごしている人たちが大勢いる。マグニチュード9・0の巨大地震は激烈な力で襲い掛かり、大津波は本県などの沿岸部の…

東京消防庁派遣隊

・・・震災翌日から被災地入りし、各地で救助活動などを続けている東京消防庁の特別チーム。気仙沼市には約二百人が派遣され、二十四時間体制で活動し、倒壊家屋などから百十二人を救助したほか、二百三人の遺体を発見した。危険区域での活動が、住民の目に…

つくる支援物資

・・・前沢区駅東のJA岩手ふるさと産直センター・菜旬館に生産物を出荷している前沢産直施設利用組合(千葉優子組合長、組合員58人)は、津波で甚大な被害を受けた沿岸地域へ、組合員が育てるジャガイモを贈る取り組みをスタートさせた。「被災地への支…

石巻日日新聞「被災された方へのアドバイス」より

石巻日日新聞社HPにて以下の10項目にわたり写真付きで情報が紹介されています。石巻日日新聞「被災された方へのアドバイス」 http://www.hibishinbun.com/joho311/index.html1. 不眠症 2. 床の硬いところでの就寝による腰痛 <・・・硬い床で寝ること…

ラジオがつなぐもの 災害エフエム

おもな災害エフエム局(呼称―周波数―受信エリアの順)【岩手県】 ・かまいしさいがいエフエム 86.0 MHz ― 釜石市の一部 ・おおふなとさいがいエフエム 78.5 MHz ― 大船渡市の一部 / 80.5 MHz ― 大船渡市及び陸前高田市の一部 ・みやこさいがいエフエム 77…

支援へのひとつの道すじ

岩手県調査:期間2011年3月23〜27日。岩手県沿岸地方の避難所338カ所(避難者2万7552人)の代表者から回答。 ・・・主な調査結果と今後の支援に向けた課題は次の通り。 【妊婦】 避難所にいる妊婦は31カ所で40人。定期健診の受診や緊急…

ふたつの災害対策本部

陸前高田市 ・・・住民基本台帳などの各種資料は津波にのまれ、紛失。逃げ遅れたり、庁舎向かいの市民会館に避難した職員らがいまだ行方不明となっており、正職員だけでも約80人に上るという。(中略) かつて経験したことのない震災。疲れは増し、中には…

給水所 − 人

給水所 ▼福島=三河台学習センター、中央学習センター、蓬萊学習センター、渡利支所、杉妻支所、清水支所、東部支所、北信支所、信陵支所、吉井田支所、飯坂支所、信夫支所、松川支所、吾妻支所、西支所、飯野支所、立子山支所、あさひ台集会所(24時間) ▼…

仰げば尊し − 五年後 − 二十歳

・・・このうち、気仙沼中(齋藤一校長)では、体育館が避難所になっているため、多目的ホールで式典を挙行。震災犠牲者への黙祷に続いて齋藤校長が一人一人に卒業証書を手渡した。齋藤校長は、三年生は百十人全員が無事だったが、遠くの親戚に身を寄せて卒業…

『ありがとう』

・・・市内最多の一千三百人=十七日現在=が避難している「ケー・ウエーブ」では、高校生が中心になってボランティア組織を結成。体育館内の清掃や給水、受付作業などを自主的に行っている。小野寺到君、工藤俊裕君(いずれも気仙沼西高二年)の二人が「自分…

ランドセルにつめたもの

・・・東日本大震災の津波で被災し、家や学用品を失った子どもたちを助けようと、大崎市田尻小の児童有志が「大崎あつまれ小学生ボランティアの会」を結成した。「文房具や服、使わなくなったランドセルなどを集め、被災した子たちに届けたい」と張り切って…

みんなに、ちょっと聞いてほしいことがあるんだ。

おいみんな、げんきか。だいじょうぶか? ちょっと聞いてほしいことがあるんだ。 オレは神戸震災の時に5週間ほど被災地長田でお手伝いさせてもらった。20歳ちょっとだったかな。 2・3週間は断水による水くみの必要な状態。また衛生面での仮設トイレの早…