仮設住宅の防寒対策

・・・岩手県東日本大震災の被災者が暮らす仮設住宅の防寒対策を進めている。断熱性が低いプレハブ構造の約7800戸を対象に、断熱材の追加や玄関への風除室の設置などの工事を進めており、今週中にも残り約100戸の工事を終える予定だ。久慈市と野田村では既に追加工事が終了したものの、震災後初めて迎える本格的な冬を前に、入居者からは「やはり普通の家とは構造が違う。無事に冬を越せるだろうか」と心配する声も漏れる・・・

デーリー東北(2011年10月12日付)より引用
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2011/10/12/new1110122002.htm


・・・東日本大震災後、仮設住宅で初めて迎える冬を前に、浜通りから会津中通りに避難する住民の「冬支度」への不安が広がっている。県は13日までに、県内の仮設住宅全戸に石油ストーブなど暖房器具を支給する方針を固めた。会津地方の市町村では積雪に備え、独自の対策を図る動きもある。本格化する冷え込みを前に、寒さや雪への早急な対策が求められている。
県の支給対象となるのは、借り上げ住宅を除く建設型のプレハブの応急仮設住宅で、県によると、12日現在の建設済み戸数は1万5329戸。支給するのはストーブやホットカーペット、電気こたつなどの暖房器具で、来週中に市町村に設置に関する枠組みなどを通知し、早ければ今月中にも住民への支給を始める。(以下略)

福島民友ニュース(2011年10月14日付)より引用
http://www.minyu-net.com/news/news/1014/news8.html