「『未曽有』という言葉で覆い尽くすのではなく、検証が必要」

・・・東日本大震災で加藤宏暉町長=当時(69)=と職員40人が死亡したり行方不明のままとなっている大槌町の職員合同告別式は31日、同町上町の大念寺で行われた。参列者は犠牲者の冥福を祈り、町民一丸となっての前進を誓った。
遺族や町職員約150人が出席。町参与の東梅政昭前副町長(66)が「犠牲となった皆さんのことをいっときも忘れたことはない」、町長の職務を代理する平野公三総務課長(55)は「(多くの職員が犠牲になったことを)『未曽有』という言葉で覆い尽くすのではなく、検証が必要と考えている」と弔辞を述べた。(以下略)

岩手日報(2011年8月1日付)より引用
http://www.iwate-np.co.jp/hisaichi/h201108/h1108013.html