ライフラインをつなぐ貨物列車

JR貨物は3月17日より4月20日まで救援物資を無賃で輸送を続けました。
http://www.jrfreight.co.jp/common/pdf/info/20110418_kyuen_busshi_yusou.pdf

現在も被災地へのライフラインを結ぶ貨物列車は、以下のメッセージを機関車にラッピングし、走り続けています。
(1)共通 「みんなと共にがんばろう!東北」(東北観光復興ワーキンググループ)
(2)宮城版 「復興へ頑張ろう!みやぎ」(宮城県観光協会
(3)青森版 「がんばろう、にっぽん いっしょに青森」(青森市
(4)岩手版 「つなげる・つながる まごころ いわて」(岩手県観光協会
(5)福島版 「がんばろう ふくしま!」(福島県
http://www.jrfreight.co.jp/common/pdf/info/20110512_wrapping.pdf


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・・・東日本大震災の救援物資が、JR北陸線から貨物列車で続々と被災地へ送り込まれている。太平洋側の鉄道路線は余震や福島第1原発事故の影響で不通が続いており、北陸線は西日本と東北方面を結ぶ重要路線となった。生活物資の欠乏が深刻な被災地を救う「命の列車」は18日未明も、金沢貨物ターミナル駅に停車、青森方面へと向かった。
18日午前1時14分、金沢貨物ターミナル駅に到着したのは、大阪市百済から東青森に向かう16両編成の貨物列車。駅員は、コンテナの積み降ろしや確認作業を手際よく進めた。出発を見送った三井博駅長は、「被災地で必要とされる物資が確実に届くようにと願っている」と、普段にも増して引き締まった表情を見せた。 (中略)
東日本大震災の影響で、太平洋側は宇都宮ターミナル―盛岡ターミナル間、越谷ターミナル―盛岡ターミナル間がいずれも運転を見合わせているため、日本海側の路線を利用する業者が急増。同支社によると、震災前は大阪に向かう便の荷物の方が多かったが、現在は東北に送る便の貨物が増えている。
震災を受けて、JR貨物と全国通運連盟は救援物資の鉄道輸送については無料とした。17日までに石川県内の自治体や企業から貨物列車を利用した救援物資輸送の依頼はないが、JR貨物関西支社では「北陸線を含む日本海側の路線が頼り。少しでも多くの物資を届けたい」としている。

富山新聞(2011年3月18日付)より引用
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/E20110318001.htm

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