「被災者支援システム」  西宮市

「被災者支援システム」は阪神・淡路大震災で被害を受けた西宮市によって開発されたシステムで、現在は、西宮市情報センターが運営主体となって各種の案内・サポート業務を実施しています。
詳細は「被災者支援システム全国サポートセンター」による「被災者支援システムの概要」をご覧ください。
http://www.nishi.or.jp/homepage/nicc/hss/index.html

【紹介ページより】
・・・1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災で、西宮市は大きな被害を受けました。震災発生直後から情報システム担当職員は、被災者支援システム(被災者台帳・被災者証明書の発行・義捐金の交付・避難所の管理・仮設住宅の管理等)を次々と短期間に開発し、救災、復旧・復興業務において大きな力を発揮しました。
この被災者支援システムは汎用Webシステムとして発展し、被災地ならではの経験・教訓を活かしたシステムとして、総務省から全国の地方自治体に提供されています。・・・
http://www.nishi.or.jp/homepage/hisaishashien/


【関連記事】
・・・むつ市議会は20日、一般質問を行った。東日本大震災を受け、宮下順一郎市長は、大規模災害時の迅速な支援を目的に、情報管理ソフト「被災者支援システム」を導入する方針を示した。<中略>
同システムは、阪神大震災発生直後に兵庫県西宮市が独自に開発し、東日本大震災の被災自治体でも活用されている。
被災者情報のほか、避難場所の管理や緊急物資の供給支援、仮設住宅の管理情報などを一元化。これにより、被災関連情報を瞬時に探し出し、家屋などを失った被災者に特に重要な罹災(りさい)証明書なども手早く発行できるという。システムは無料公開され、財団法人・地方自治情報センターを通じて全国の自治体に普及している。
市によると、今後は市の実情に合わせたシステム導入に向けて、情報収集と研究を進めていく方針。
宮下市長は「各種支援制度にも対応し、被災者支援に大いに役立つと認識している。総合システムとして早く完成させたい」と述べた。<以下略>

東奥日報(2011年6月21日付)より引用
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2011/20110621094906.asp